ロジカル家造り
昨年の今くらいに突如ふって湧いた「家建てない?」という話。
そして本の執筆と悪阻と並行しながら、実は家を建てておりました。
やっと引越しが済みまして・・・あ〜しんどかった。
家を建てるにあたりとってもとってもとっても心のよりどころにしたのが、
経営学。ズバリMBAで培った思考。
とどのつまり、どんなビジョンをもってどんな家庭を経営していくか・・って話で
家はハコモノにすぎないんですよね。
で、そんな私のめざす家は
人が集まる家
さらに分解して言うと→
家族や来客が勝手に片づけてくれる「公共施設のような家」
と言うわけで家事動線やらしくみやらをめっちゃ考え、
調子に乗って新たな家具を買いたくなったときはビジョンに立ち返りながら家づくりをおこないました。
そう、ここは小さな子ども二人がそだつ家・・・この子たちを育て、ゆくゆくはお手伝いしてもらうには
仕組み作りが大事!
そして選んだ時計が!なんか、ツイッターでバズってる!笑
この時計、子供にも時間読めれるように工夫されてるし、こどもこどもしてないデザインだから大人にも優しいし、ほんっと、デザインの力って偉大だなーって思う。うちに来た人に必ず聞かれるけどふんぷんクロックって言うんだよ。 pic.twitter.com/6dcqaZTh9t
— かんべみのり (@minorikambe) 2018年4月18日
参考にした本は数知れず・・
まだ片付けが終わりきってないので一個ずつ紹介するのは少し先になりますが
「そもそもそれって必要なの?」
と家の根幹のイシューを疑った結果ムダなものをたくさん省くことができ、その結果掃除がめちゃらくになったり・・・
ととても良い事ばかり。
例えば食器棚の扉をなくして大きな棚+大きな扉として普段は開けっ放しにし、出し入れのめんどくささをcut!
隠す時はこんな感じで全部隠れます↓
開くとこんな感じ
ダサいけど全ての持ち物が帰る場所にラベルを貼ることで、誰でも出したりしまったりすることができ、家主がくつろいでいる間に客人が勝手にお茶を入れたりしてくれると言うわけ。
(後、家族が積極的にお片付けしてくれる)
また、「そもそも各部屋にクローゼットをつくったところで、絶対ちゃんとしまわないよね?」
と言うわけで、家族全員の衣類を一ヶ所で管理するファミリークローゼットを作りまして。
洗濯周りの家事が随分楽になりました。
ファミリークローゼットと言う概念は私も他のブログなどを参考にしたのですが、
建築士の先生にとっては初めてのことだったらしく「は?」でしたが合理的だと感心され、
わたしの後に設計したお宅で3件連続ファミリークローゼットが採用されたそうです。
当たり前だと思っていた家事の一つ一つに疑問を抱いて分解して考えることで、
価値観が大きくひっくり返りましたし、家事がとっても楽になりました。