40歳が社長になる日
ビジネススクール時代の恩師、岡島悦子先生が2冊目の著書を出版されたので早速購入。
「40歳が社長になる日」ってなんのこっちゃ?と思っていたのですが、読んでいくと徐々に明らかに…。
https://t.co/vHdG2NJzIP 読書メモ1「40歳が社長になる日」100年ライフになり、長期のワークキャリアデザインがナンセンスになる。顧客ニーズは高速変化している。カリスマリーダーが顧客ニーズとズレたら…?!というリスクに人々が気づき始めている。
— かんべみのり (@minorikambe) 2017年8月5日
#40歳が社長になる日 読書メモ2 予測不可能な未来の例外で人口が減ることは予測可能、日本
は労働供給不足の時代へ。長時間労働から長期間労働へのシフトが求められる。いろんな働き方・キャリア・人生の送り方が出てくる。個人が考えること→仕事・教育の機会、ネットワーク、マネープラン— かんべみのり (@minorikambe) 2017年8月5日
#40歳が社長になる日 メモ3 働き方改革のできてない会社は人を採用できなくなっていく。労働市場の重要性高まる。AIの進化は不可避、人間にしかできない仕事を生み出す力は大きなバリューに。今はテクノロジーや規制緩和の進捗状況が昔とまるで違う、過去と同じ軸で考えるな
— かんべみのり (@minorikambe) 2017年8月5日
#40歳が社長になる日 4 天才型リーダーシップ→羊飼い型リーダーシップ 現社長の多くが次社長が担う役割は自分より難易度が高いと認識→後継者候補育成始まっている 30代既に候補として見られている 企業には多様な視点が必要だが「中身がおっさん」のチャック女子は結局視点が同じ
— かんべみのり (@minorikambe) 2017年8月5日
5 多様になるべきは属性ではなく視点・経験。 女性の意識改革も必要、働き方改革は一歩間違うと働きやすさ権利主張ばかりする人を増幅 ロールモデルは自分で作る 会社がしてくれることを待つだけではリーダーシップは磨けない 成功モデルは親世代とは変化 ゲームのルール自体変わっている
— かんべみのり (@minorikambe) 2017年8月5日
6 日本を代表する会社の経営が揺らいだのがこの20年、これからは会社は社員を守ってくれない。自分の身は自分で守る。労働寿命が60年になる時代の到来、長期間の思考で経営を考える必要があり、40歳で社長になり体力、知力が充実している間に長期で社長を続けていく そんな社長が登場する
— かんべみのり (@minorikambe) 2017年8月5日
6 日本を代表する会社の経営が揺らいだのがこの20年、これからは会社は社員を守ってくれない。自分の身は自分で守る。労働寿命が60年になる時代の到来、長期間の思考で経営を考える必要があり、40歳で社長になり体力、知力が充実している間に長期で社長を続けていく そんな社長が登場する
— かんべみのり (@minorikambe) 2017年8月5日
8 100年生きていくなら、財産資産、健康資産、人的ネットワーク資産が欠かせない。うまくお金を使うことで労働の選択肢の広がりも変わってくる ただのノリではない人脈力、人とのつながり=100年人生のキーワード
— かんべみのり (@minorikambe) 2017年8月5日
昨年ベストセラーになった、ライフシフトという本がありますが、
今50歳以下の人たちの半数は100年ライフを送っても不思議ではない。
そんな、100年時代=労働寿命60年時代、しかも技術の進歩がこれまで以上に早くなり、
旧世代のやり方は通用しなくなっている時代なので、今までみたいに60前後で社長に就任し
5〜6年勤めて退職…というやり方ではなく、経営を10年15年という長いスパンで長期的に考えていかざるを得ない。
2025年、一部のベンチャーではなく、大企業でもデジタルネイティブである40歳の若いリーダーが登場する…というのがこの本の仮説であり、リーダーの心構えだけでなく、一社会人として、一人間としてこれからの時代をどう生きていくかの指南書になっていました。
特に私が引っかかったというか、自分の仕事を鑑みたのが女性の活躍推進についての記述です。
岡島さんといえば、「チャック女子」という言葉の生みの親。
ちょうど岡島さんたち今50代くらいの女性って、総合職の走りとして世に出たものの
男性と同化しないと会社では生き残れなかった。
女の格好をしているけど、背中にチャックがあって、開けたらおっさんが入ってるというw
挿絵がちょっと適当すぎるので、自分が思うチャック女子ってこういう感じじゃないの?っていうのはこちら(笑)…でも学友の一人から「もっとできるおじさまが入ってるイメージ」って言われちゃったわ
で、フェイスブックにここら辺をアップしたらご本人からも指摘があったんですが、
確かにチャック女子として同化せざるを得なかったかもしれないけど、
ダイバーシティとか多様化っていう話になったとき、「女性だから」という理由で彼女らの意見を吸い上げても、視点がすっかり男性化しているので、かならずしもダイバーシティには有効ではないんですね。
女性が女性のままプロとして働く…というのがこれからは求められている。
ここら辺、男性上司にも難しいと思うし、女性にもとってもチャレンジングなことだと思う。
横道それますが、
自分自身、今妊娠中なのですが、チャック女子とかちっちゃいおっさんとかより何より、
「仕事しながらつわりと育児と両立するのまじ無理ゲー」
ってのを、ここ数ヶ月いやというほど実感しまして…。
あ〜今会社員だったら間違いなく退職の道を選んでたなあ…なんて微妙に落ち込んだりもしていたのですが、
こういう女性の視点というか経験というか、生の声ってのは絶対に何かに生かしたほうがいいのではないか…と妙なやる気を沸かせてみたりしながら一晩で読了しました。
ちなみにそれた横道のもう一派がこちら↓女性コミック誌受けしそうな課題だな…。
これからの100年ライフを生き抜く若いひと、働き方に迷ってるひとだけでなく、
次の世代に社会を任せる年上のひとにも是非読んでいただきたい一冊でした。